バンコク・スリウォン・ロータリークラブで会長交代式

2016.07.09

 リサイクル自転車をタイの地方の学校に寄贈するなどの活動を続けている「バンコク・スリウォン・ロータリークラブ」の第728回定例会が7月5日、都内のホテルで開催され、2016~17年次の新たな会長に弊社パーソネルコンサルタント・マンパワー(タイランド)代表取締役の小田原靖が選ばれました。2014~15年次に続く2回目の就任。任期は1年です。
 この日の定例会には日本やタイ各地のロータリークラブなどから来賓も含む約60人が参加。冒頭、バンコク・スリウォン・ロータリークラブ立ち上げに際し尽力された3350地区直前ガバナー・チャイワイ氏が来賓として挨拶に立ち、「リサイクル事業を始められて今年で15年目。これまでに累積5万台の自転車がタイ全土の隅々にまで贈り届けられ来たと記憶しています。素晴らしいことです」と話されました。
 続いて前会長の飯田直樹氏が登壇し、前年度1年間の活動報告が行われました。それによりますと、リサイクル事業を通じて寄贈された自転車は6回にわたり計1800台、浄水器は2回の計22台、図書支援が計50万円、作家ボールの寄贈が5万円分の合計700万円相当であることが報告されました。
 代わって新会長となる小田原が挨拶に立ち、飯田前会長の真摯な姿勢に触れるとともに「支援先のクラブや日本側のクラブの協力があってからこそ実施することができた事業です。これからも、ロータリークラブのヒューマニズムに基づいて全力で奉仕して参ります」と挨拶。会場から拍手を浴びていました。合わせて新役員人事も発表されました。
 バンコク・スリウォン・ロータリークラブは2001年3月に設立。リサイクル自転車の寄贈事業は今年で15周年を迎えます。タイの地方には公共交通手段などがなく、いまだ数キロにも及ぶ徒歩による長距離通学を余儀なくされている生徒が数多くいます。こうした状況を少しでも改善しようと試みられたのが同事業でした。
日本で使われなくなった放置自転車をタイに輸送、整備を経て生徒が通う地方の中学校や高校に無償で贈り届けられています。日本からの発送については財団法人自転車駐車場整備センターがその実務を負担。タイ国内の輸送については日本国内のロータリークラブから寄せられた寄付金で賄っています。タイ政府からも通関費用を無料にするなどの配慮を受けています。
 日本とタイの架け橋とも言うべき同事業が、これからも続いていくことを願ってやみません。