日本語能力試験JLPT

日本語能力試験について(http://www.jlpt.jp

日本語能力試験は、日本語を母語としない人の日本語能力を測定し認定する試験として、国際交流基金と日本国際教育支援協会が1984年から実施しています。

試験は年間2回、7月と12月実施され、タイにおいては日系企業で就職するために日本語能力をアピールする試験として、また雇用者側からは人材の日本語能力を見極めるために重要視されています。

2010年度より改定された新試験では評価レベルを1つ新設し、より正確に日本語能力の測定が可能となりました。
2010年度より改定された新試験において、雇用者側が知っておきたい重要な点は評価方法の改定です。

評価レベルが旧試験(2009年まで実施)の4段階(1級、2級、3級、4級)から5段階(N1、N2、N3、N4、N5)に改定されました。
新試験のレベルと旧試験の級の対応は次のようになります。

日本語能力試験 新旧試験の比較
(出典:日本語能力試験 新旧試験の比較)

 

日本語能力試験 認定の目安

N5
基本的な日本語をある程度理解することができる

読む(よむ)
・ひらがなやカタカナ、日常生活で用いられる基本的な漢字で書かれた定型的な語句や文、文章を読んで理解することができる。
聞く(きく)
・教室や、身の回りなど、日常生活の中でもよく出会場面で、ゆっくり話される短かい会話であれば、必要な情報を聞き取ることができる。

N4
基本的な日本語を理解することができる

読む(よむ)
・基本的語彙や漢字を使って書かれた日常生活の中でも身近な話題の文章を、読んで理解することができる。
聞く(きく)
・日常的な場面で、ややゆっくりと話される会話であれば、内容がほぼ理解できる。

N3
日常的な場面で使われる日本語をある程度理解することができる

読む(よむ)
・日常的な話題について書かれた具体的な内容を表す文章を、読んで理解することができる。
・新聞の見出しなどから情報の概要をつかむことができる。
・日常的な場面で目にする難易度がやや高い文章は、言い換え表現が与えられれば、要旨を理解することができる。
聞く(きく)
・日常的な場面で、やや自然に近いスピードのまとまりのある会話を聞いて、話の具体的な内容を登場人物の関係などとあわせてほぼ理解できる。

N2
日常的な場面で使われる日本語の理解に加え、より幅広い場面で使われる日本語をある程度理解することができる

読む(よむ)
・幅広い話題について書かれた新聞や雑誌の記事・解説、平易な評論など、論旨が明快な文章を読んで文章の内容を理解することができる。
・一般的な話題に関する読み物を読んで、話の流れや表現意図を理解することができる。
聞く(きく)
・日常的な場面に加えて幅広い場面で、自然に近いスピードの、まとまりのある会話やニュースを聞いて、話の流れや内容、登場人物の関係を理解したり、要旨を把握したりすることができる。

N1
幅広い場面で使われる日本語を理解することができる

読む(よむ)
・幅広い話題について書かれた新聞の論説、評論など、論理的にやや複雑な文章や抽象度の高い文章などを読んで、文章の構成や内容を理解することができる。
・さまざまな話題の内容に深みのある読み物を読んで、話の流れや詳細な表現意図を理解することができる。
聞く(きく)
・幅広い場面において自然なスピードの、まとまりのある会話やニュース、講義を聞いて、話の流れや内容、登場人物の関係や内容の論理構成などを詳細に理解したり、要旨を把握したりすることができる。

 

独立行政法人 国際交流基金   財団法人 日本国際教育支援協会

2020年6月更新