2024.02.20

採用

タイの大学一挙紹介! タイの大学・どこが優秀?思い込み?落とし穴?

タイで仕事をしていると避けて通れないのが、タイの大学の基礎知識。
タイ人人材の採用時はもちろん、一緒に仕事をしているタイ人社員や取引先の社員がどこの大学を卒業した等時々話題に上がるので、学歴社会と階層社会が根強いタイで大学のことをひと通り知っておくことはタイでのビジネスにおいて非常に重要です!
というわけで、今回はタイの主要な大学の紹介をしていきます。

 

※本記事はYouTubeチャンネル【知って繋がるバンコクのビジネスチャンネル〈タイ前線〉】の投稿を基にしております。

タイの主要国立大学

チュラロンコーン大学
チュラロンコーン大学は1917年に創立されたタイの最高学府で、タイで最初にできた大学です。卒業生は政治・経済とも活躍している人材が多く、タイの財閥系の大手企業や王室系の企業に就職している人も多数です。
卒業生は大変優秀で家柄もよく、子供のころから勉強の習慣があり、頭もよく裕福な家庭で育っています。しつけもしっかりしていて、育ちが良い学生が多いのが特徴です。
採用時は、バンコクの大手弁護士事務所や戦略コンサルティング会社などとの相性が良いでしょう。

タマサート大学
タマサート大学はチュラロンコーン大学と双璧を成す大学と言われ、こちらも才色兼備で優秀な卒業生を数多く輩出しています。タイの経済面だけでなく政治的な要職にもタマサートとチュラロンコーンの出身者が多く携わっており、また、40〜50代の管理職はこの2校出身者が多い印象です。
タマサート大学出身者は賢く粘り強いため、実務で成果を出してくれることが期待できます。スタートアップやベンチャー企業での採用と相性が良いです。

その他バンコク市内の国立大学
他にもバンコク市内の優秀な国立大学としては以下の大学が有名です。それぞれ創立時の毛色は違いますが、現在はいずれも数万人の学生が学ぶ大型の総合大学となっています。

①カセサート大学:農業系がルーツ
②シラパコーン大学:芸術系がルーツ
③マヒドン大学:医学系がルーツ
④シーナカリンウィロート大学:教育系がルーツ

地方の国立大学
日本で言うところの東北大学や九州大学のように、タイにも地方の国立大学があります。わざわざその大学に行くためにその地方に引っ越していくバンコクの学生もいます。
地方の国立総合大学では以下が有名です。

①チェンマイ大学:チェンマイ(北部)
②プリンスオブソンクラー大学:ハジャイ(南部)
③コンケン大学:コンケン(東北部)
④ブラパー大学:チョンブリ(東部)

国立の地方大学出身者は多少チャレンジングな環境でも簡単には辞めない粘り強さを持っています。

日本の支援を受けてできた国立大学

キングモンクット工科大学
タイの理工系大学ではここがトップです。日系の製造業でもこの大学卒業生が多く活躍しており、日本との縁が深い大学としても知られています。
キングモンクット工科大学は1960年に日本政府との技術協力協定の提携から電気通信訓練センターとして設立されました。これはJICAの代表的なODAのプロジェクトで、今ではタイで一番の工科大学になりました。
2019年からタイ政府の方針で即戦力となる技術者を育成するため、日本から高専のシステムを取り入れました。2024年には高専の卒業生が生まれます。
ノースバンコク校、トンブリ校、ラカバン校の3キャンパスを有し、中でもラカバン校は日本企業が寄付講座や機材設備を提供して自社で即採用できるような取り組みもしています。
優秀なエンジニアをある程度まとまった人数で安定して採用したい場合、キングモンクット工科大学卒業生に注目するといいでしょう。一方、ピカイチのエンジニアはカセサート大学が多い印象です。

シリーントーン国際工科大学(SIIT
こちらも日本の支援を受けて作られた大学で、タマサート大学の中にあります。
1992年に経団連、タイ工業連盟、タマサート大学が協力して工学プログラムに関するすべての講義を英語で教える教育機関として設立されました。その証拠に、大学ロゴの左下には日本経団連のマークが入っています。

タイの主要私立大学

泰日工業大学
2007年にタイの製造業で需要が高い自動車、電機、電子、情報技術の分野に強い人材を育成するために設立された大学です。日本型のものづくり大学を目指しており、母体はタイ日経済技術振興協会(日本とタイの友好のために35年間さまざまな事業を展開している団体)。現在もタイの多くの日系企業が大学の運営を支援しています。
学生は1年生のときに必修科目で日本語を勉強します。「日本と縁が深いタイの大学」といえば真っ先に名前が挙がる大学で、大学内の企業就職フェアでも日系が何十社も出展します。

その他私立大学
その他、タイの私立大学でよく名前が挙がる代表的なところでは以下の4校が有名です。それぞれ日系企業で働く社員を輩出しています。

①アサンプション大学(ABAC):
キリスト教系の私立大学。1990年代からすべて英語で講義をしており、日本人も通う大学としても有名。
②タイ商工会議所大学(UTCC):
これら私立4校の中では最も早くに日本語教育コースに力を入れた実績あり。
③バンコク大学
④ランシット大学

タイの主要公立大学

公立大学でよく名前が挙がるのがラジャパット大学とラジャモンコン工科大学。それぞれキャンパス数が多いので、その分採用面接時に頻出の大学となってきます。

ラジャパット大学
タイ国内に40校あり。教員養成を目的に作られた大学ですが、今は地域の総合大学になっています。
バンコク内のラジャパット大学は企業に就職できる学生も多いですが、ほとんどは地方にあり地域の貧富の格差や教育の格差も影響して、学力にも差があります。

ラジャモンコン工科大学
タイ国内に9校あり。

以上のようにラジャパット大学とラジャモンコン工科大学は大学名だけでは学生のレベルは測りづらいため、採用時は一校一校を知り、本人のポテンシャルもじっくりと吟味する必要があります。

まとめ

学歴社会と言われるタイ。有名大学出身者の多くはタイ企業だけでなく日系企業で管理者として活躍している人が多いので、今回ご紹介したタイの有名大学とその特徴は円滑なビジネスのためにきちんと頭に入れておくのをおすすめします。

 

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