2025.06.03

お知らせ

【調査参加報告】外国籍人材向け育成が、半数の職場において不十分であることが明らかに パーソネルコンサルタント、エイムソウル社の国際比較調査に参加

日本の職場における外国籍人材の育成・定着支援の実態を明らかにするための国際比較調査に参加しました。

パーソネルコンサルタントマンパワータイランド株式会社(本社:バンコク、Managing Director:小田原靖)は、株式会社エイムソウル(本社:東京都台東区、代表取締役:稲垣隆司)が主催する「日本企業における外国籍人材の育成・定着支援に関する調査」に、14社のパートナー企業の一員として参画し、調査・分析に協力いたしました。
本調査は、外国籍人材の育成や定着支援の実態を明らかにし、日本の職場が改善すべき課題を把握することを目的に実施されたものです。日本での就労経験を持つ外国籍人材(タイ国籍を含む)を対象に、2025年2月~3月にかけて調査を行い、有効回答として「実態調査」は 229名(33カ国)、「価値観の国際比較調査」は 699名(35カ国)の回答を得ました。

【調査結果の一部抜粋】

入社後の育成支援の現状
外国籍人材向けに育成プログラムが整っている職場は全体の51%にとどまり、約半数の職場では十分な支援が行われていない実態が明らかになりました。

日本語教育・文化理解の支援ニーズ
外国籍人材の円滑な定着には「日本語学習支援」や「文化理解支援」が必要であり、特に「専門用語集の整備」や「日本特有の慣習・文化の説明」に対するニーズが高くなっています。

マニュアル整備の重要性
担当業務のマニュアル整備が60%未満の環境では、多くの国でネガティブに評価される傾向があり、育成・定着の妨げになっていることが分かりました。

契約外業務の明確化
「契約外の業務依頼が多い」と感じる頻度が高くなると、各国でネガティブに受け取られる傾向も見られ、業務内容の明確な取り決めの重要性が浮き彫りとなりました。

調査結果の詳細ダウンロードはこちらから

本調査を通じて、弊社では、外国籍人材がより安心して活躍できる環境整備の重要性を改めて認識いたしました。
グループ会社であるTHAI NIPPON FELLOWSHIP RECRUITMENT CO., LTD.では、日本企業へのタイ人人材紹介を行っており、本調査の結果が、タイ人材を採用・受け入れる企業の皆様にとって、有益な示唆となれば幸いです。

調査結果の詳細ダウンロードはこちらから
✅「パーソネル参加協力『日本企業における外国籍人材の育成・定着支援に関する調査』(エイムソウル社調査)」を選択ください

【本件に関するお問い合わせ先】
THAI NIPPON FELLOWSHIP RECRUITMENT CO.,LTD.
担当者:新国
Email: niikuni@personnelconsultant.co.th

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