2024.04.25タイ就職

日本とタイの仕事環境の違い5つのポイント

本記事では、タイで仕事をするうえで、日本とタイの仕事環境の違いを5つに絞って紹介します!

小田原靖
タイに在る日系企業の為に社員を探す会社を28年間、経営しています。これまでたくさんのタイ人を面接して来ました。タイで1番長く採用に関わる仕事をしています。人材紹介やレンタルオフィスの運営など4つの会社で、沢山の日本の会社のタイ進出を支援しています。

越陽二郎
バンコクでITと人材のスタートアップを経営しているタレンテックス代表の越と申します。2012年の駐在から起業して合計在タイ10年、海外起業家と3人の子供がいる父親としての経験からバンコクの情報をお伝えして参ります。

 

※本記事はYouTubeチャンネル【知って繋がるバンコクのビジネスチャンネル〈タイ前線〉】の投稿を基にしております。

 

日本とタイの仕事環境の違い

①職場に女性が多い

日本の【国際労働比較2019】というデータでは、女性の管理職に占める割合が
日本:15%
タイ:34%
と、タイでは日本の5倍以上、女性の社会進出が進んでいます。

また、タイは女性ばかりの会社が多く、女性の方がコツコツ真面目に働く人が多い印象です。
そして、タイでは女性の方が給料が高く、仕事の面からも女性が切り盛りしている所が多いです。そういう環境もあり、共働きも多く、子供を会社に連れてきてもOKという日本よりも寛容な職場も多くあります。

越さん自身も共働きだったので、起業した際、子供を会社に連れていくというのも多くあったそうです。タイ人スタッフが当たり前のように子供の面倒を見てくれたりするのですごくありがたかったそうです。

タイでは親が出稼ぎに行って居なかったりと、コミュニティーで育てる、という意識が日本人より刷り込まれています。

②楽しそうに働いている人が多い

フルーツやお粥、ラーメンなど、何かを食べながら仕事をしている事が多いです。

日本人の仕事を楽しむというイメージとは少し違い、食べたり、おしゃべりしながら、よくないですが時にはYouTubeを見ながら楽しみながら働いており、日本人とはちょっと違うニュアンスの、楽しみながら仕事をすることがタイでは一般的です。

また、タイ人は本当にコミュニケーションが多いです。声の掛け合いもタイの方が断然多いです。日本は下手なことをいうとセクハラだ、パワハラだ、など個人情報保護法もあるので、色々言われてしまいますが、タイでは逆に家族のことや、週末何をしてたの?など普通に尋ねている場面が多々あります。

スタッフに、家族について聞かなかったら、あなたは私に興味ないんですか?ということを言われたこともあり、日本とは少し感覚が違うようです。

また、タイ人はとてもイベントが好きです。イベントごとに全力をかけています。その全力を仕事に尽くして欲しいなぁ、と思うくらいパーティの準備をしたり、デコレーションの準備をしたりしてます。

③職場が寒い

エアコンの温度が、日本は基本30度くらいのところを18度に設定されていることもあります。大きなビル内はセントラルエアコンで部屋内での調節ができないため、寒さ対策が必要です。仕事に影響が出るレベルで寒いです。

しかし、タイでは寒い環境で長袖をきて働くのがステータスでもあります。

④車移動はドライバー付き

基本自分では運転せず、ドライバーをつけます。
駐在員は会社から運転禁止にされていることが多いです。理由としては、事故があったときにタイ人同士ならまだしも、日本人が運転していてタイ人と事故を起こすといろいろあるため、雇えるならその方が良いという背景があります。さらに、工業団地までの移動距離が日本より断然長く、そのためにドライバーが必要でもあります。

ドライバーがいた方がむしろ効率的であるとも考えられます。これは日系企業だからというわけではありません。職務分担が日本と違い、オフィスワークする人とドライバーの方の層が違うという背景からでもあります。

⑤間違いや失敗に寛容

マイペンライ文化、やり直せばいいという文化がタイにはあります。
例えば、銀行で記帳に行った際に金額を間違えられることもあります。

一方で、日本では本当に失敗が許されません。間違ってはいけないという文化はありませんが、日本では1円合わなかっただけでも大問題になります。このタイと日本の違いを試合形式に表すと、日本は一度失敗したら終わりのトーナメント式、タイは何度も試合を繰り返すリーグ戦形式(練習試合形式)と表すことができます。

まとめ

今日は日本とタイの仕事環境の違いを5つのポイントで紹介しました。タイで働く予定の日本人社員の方は、ぜひ参考にして、タイで働く前の心構えをしてみてください!

 

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