2023.08.28タイ生活

タイ生活で気をつけるポイント

タイは常夏で、日本人に過ごしやすいと人気の国です。
しかし、暮らす上で日本と大きく違うこともあり、特にタイに来たばかりの人は、戸惑ったり驚いたりすることも多いと思います。
ここでは、よりスムーズにタイ生活を始められるよう、「タイ生活で気をつけるポイント」をご紹介します。

1.トイレ

タイのトイレは大きく分けると「洋式トイレ」と、「手桶式トイレ」の2種類に分けられます。
洋式トイレは日本と同じタイプで水洗です。ほとんどの住居にはこの洋式トイレが設置されており、タイに来たばかりの方でもストレスなく、日本のトイレと同様に使用できます。

もう1つの手桶式トイレは、手動水洗。郊外や公衆トイレなどに設置されていることが多いトイレです。日本にはないタイプのため、使い方がわからず戸惑う方も多いのではないでしょうか。
見た目は和式トイレとさほど変わりませんが、洗浄ボタンやバーがないのが特徴です。必ず水桶からひしゃくで水を汲んで、自分で水洗する必要があるので覚えておきましょう。

またどのトイレも配管が細く、紙が詰まってしまうため、トイレットペーパーを流すことは禁止されています。トイレットペーパーは備え付けのゴミ箱に捨ててくださいね。

2.マナー

仏教に信仰の深いタイでは、気をつけるべきマナーがいくつかあるので把握しておきましょう。

・タイ王室への敬意
国王は仏教の頂点とされているため、特に敬意を払う必要があります。
王室への批判は法に触れ、罰せられる対象になるので要注意。
また、映画館や街中で国歌が流れた場合は、直立不動がマナーとされています。

・寺院と僧侶への配慮
神聖な寺院を訪れる際は、服装に気をつけましょう。タイでは、短パンやノースリーブなど露出が多い服装での参拝は、マナー違反とされています。肩や足元が隠れる服装がおすすめです。
また、タイの僧侶は女性に触れることを禁止されています。万が一触れた場合は、これまでの修行がリセットされてしまうので、女性の方は街や電車で僧侶とすれ違う際、必ず体が接触しないように注意を払いましょう。

・お酒の規制
タイでは、お酒の販売時間が決められています。
11:00〜14:00と17:00〜24:00以外の時間は、1秒でも遅れると販売してくれません。
また、仏教の大事な行事の日は「禁酒日」とされており、お酒の販売・提供を禁止しています。日にちは毎年変わりますので、特にお酒が好きな方はチェックしてくださいね。

3.水

日本では、蛇口をひねれば飲み水が出ますが、タイの水道水は要注意。
水に貯水タンクの汚れやサビが混ざっており、そのまま飲むと腹痛や下痢、嘔吐などの症状がでる可能性があります。
家庭では必ず、浄水器をつけるかウォーターサーバーを設置する、もしくはペットボトルの飲料水を購入するなど、対策をしましょう。

また、基本的に飲食店ではお水のサービスがないので、注文する必要があります。

(※タイの飲料水事情については、こちらのコラムもご参考ください。)

 

4.雨

タイの5月中旬から10月は、雨季と呼ばれるシーズンです。
毎日激しいスコールが1時間程度降り、場所によっては冠水してしまうこともあります。
そんなときは無理せず、水が引くのを待ちましょう。

また最近では、日本の梅雨のようなシトシト雨が一日中降ることも増えています。鞄の中に一つ、雨具を入れておくといいですね。雨具はタイでも購入できますが、強い雨にも耐えられる日本の雨具があると安心です。

まとめ

今回は「タイ生活で気をつけるポイント」をお届けしました。
日本との違いに最初は驚かれることもあると思いますが、ポイントさえ把握すればとても快適に過ごせることと思います。
ぜひ、タイでの新しい生活を楽しんでくださいね。

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