タイでのビジネスコミュニケーションで意識したいポイント「タイ人社員のファクトを訊く」
全てのタイ人がそうではないというのは前提としてですが、日本人に比べて感情的な議論をすることが多いタイ人。その根底にあるのは、日本人とタイ人における「執着心の違い」ではないかと江草さんは考えます。 タイは気候に恵まれ食べ物が育ちやすい環境で、餓死は比較的しづらい国。時間の流れはゆったりしていて、タイの仏教では「執着を絶つ」という教えもあります。タイ人の方はよく「マイペンライ(問題ない、気にしない)」と言いますが、多くのことにおいて「マイペンライ=執着しない」が適用されがちなのは、そういった背景があるためだとも捉えられます。 一方で日本はというと自然災害も多く、厳しい冬を乗り越えなければなりません。日本で多くのことを「マイペンライ」で済ませていると餓死してしまうこともあり得ます。昔は生きるために多くのものに「こだわり=執着心」を持ち、危険や死亡のリスクを下げていたとも言えるでしょう。