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2025.12.17タイ進出採用タイ人材の給与を理解するシリーズ第1回:タイ人の給与構造と市場の基本理解
多くの企業では「固定給+手当+賞与」という構成が基本ですが、日本と異なるのは手当の比率が高い点です。 たとえば、日本語や中国語など、英語以外の言語スキルに対する語学手当や資格手当が重視され、場合によっては給与全体の2〜3割を占めることもあります(日本では1割未満が一般的)。これは、スキルを持たない一般社員と給与を差別化をするために行われることが多いです。 また、賞与に加えて年次昇給制度が設けられており、これは多くのタイ企業に共通する仕組みです。 ※福利厚生については以下のコラムを参照ください 【タイ進出企業向け】タイの福利厚生について、 タイのプロビデンドファンドとは?導入のメリット・デメリット
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2025.01.24採用タイのキーワードで考える面接
アイスブレイクにも英語や日本語の会話力を測るのにもお勧めしたいのが、名前の「意味」を尋ねることです。タイの方は一般的に本名と別にあだ名を持っていますので、その片方でも両方でもいいと思います。技術的なことや専門的なことは知らなければ質問に答えられず、インタビュアーとインタビュイーの間の空気が一層強張ったものになることもありますが、自身の名前については皆がよく知っているはずです。自身の名前について、命名の法則や関連する語・由来を説明したり、エピソードを紹介してくれたり、比較的会話を膨らませやすい質問ですので是非お試しください。
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2024.12.12採用タイ豆知識タイの名門校【高校編】 名門大学に勝るとも劣らない高校とは?
●トリアムウドムTriam Udom Suksa School(公立) https://www.triamudom.ac.th ○所在地:パトゥムワン区(最寄駅:BTSサイアム/ナショナルスタジアム、MRTサムヤーン) ○1938年、チュラロンコン大学予備校として、また国内初の男女共学高として設立 ○物理的にも合格者数でもチュラロンコン大学に最も近く、タイ国内の医大にも最も多くの卒業生を送り出している ○定員1,500人/学年と元々マンモス校ではあるが、毎年約12,000人の受験生が志願し、入試当日の試験会場付近は付き添う保護者も加わり3万人規模の混雑ぶり ○O-NET(タイの全国共通試験)のトップの座こそ近年他校に譲ってはいるものの、いまだ実力・ブランド力・卒業生のネットワーク等の総合力でタイ最高の高校に君臨 ○卒業生:チャチャート現バンコク都知事、タナトーン元新未来党党首等 ●その他、卒業生のネットワーク的にはそれほど強いとは言えないが、マヒドンウィタヤヌソンMahidol Wittayanusorn Schoolは近年のO-NET1位、サームセンSamsen Wittayalai Schoolやシリナカリンウィロート大学附属Srinakharinwirot University Demonstration Schoolも同試験トップ10常連校で学力は確か。また、2015年に少人数制のトップエリート科学学院としてPTTを母体とする財団によって設立されたカムヌートウィット(KVIS)Kamnoetvidya Science Academy卒業生の今後も注目される。
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2024.02.20採用タイの大学一挙紹介! タイの大学・どこが優秀?思い込み?落とし穴?
チュラロンコーン大学 チュラロンコーン大学は1917年に創立されたタイの最高学府で、タイで最初にできた大学です。卒業生は政治・経済とも活躍している人材が多く、タイの財閥系の大手企業や王室系の企業に就職している人も多数です。 卒業生は大変優秀で家柄もよく、子供のころから勉強の習慣があり、頭もよく裕福な家庭で育っています。しつけもしっかりしていて、育ちが良い学生が多いのが特徴です。 採用時は、バンコクの大手弁護士事務所や戦略コンサルティング会社などとの相性が良いでしょう。 タマサート大学 タマサート大学はチュラロンコーン大学と双璧を成す大学と言われ、こちらも才色兼備で優秀な卒業生を数多く輩出しています。タイの経済面だけでなく政治的な要職にもタマサートとチュラロンコーンの出身者が多く携わっており、また、40〜50代の管理職はこの2校出身者が多い印象です。 タマサート大学出身者は賢く粘り強いため、実務で成果を出してくれることが期待できます。スタートアップやベンチャー企業での採用と相性が良いです。 その他バンコク市内の国立大学 他にもバンコク市内の優秀な国立大学としては以下の大学が有名です。それぞれ創立時の毛色は違いますが、現在はいずれも数万人の学生が学ぶ大型の総合大学となっています。 ①カセサート大学:農業系がルーツ ②シラパコーン大学:芸術系がルーツ ③マヒドン大学:医学系がルーツ ④シーナカリンウィロート大学:教育系がルーツ 地方の国立大学 日本で言うところの東北大学や九州大学のように、タイにも地方の国立大学があります。わざわざその大学に行くためにその地方に引っ越していくバンコクの学生もいます。 地方の国立総合大学では以下が有名です。 ①チェンマイ大学:チェンマイ(北部) ②プリンスオブソンクラー大学:ハジャイ(南部) ③コンケン大学:コンケン(東北部) ④ブラパー大学:チョンブリ(東部) 国立の地方大学出身者は多少チャレンジングな環境でも簡単には辞めない粘り強さを持っています。 日本の支援を受けてできた国立大学 キングモンクット工科大学 タイの理工系大学ではここがトップです。日系の製造業でもこの大学卒業生が多く活躍しており、日本との縁が深い大学としても知られています。 キングモンクット工科大学は1960年に日本政府との技術協力協定の提携から電気通信訓練センターとして設立されました。これはJICAの代表的なODAのプロジェクトで、今ではタイで一番の工科大学になりました。 2019年からタイ政府の方針で即戦力となる技術者を育成するため、日本から高専のシステムを取り入れました。2024年には高専の卒業生が生まれます。 ノースバンコク校、トンブリ校、ラカバン校の3キャンパスを有し、中でもラカバン校は日本企業が寄付講座や機材設備を提供して自社で即採用できるような取り組みもしています。 優秀なエンジニアをある程度まとまった人数で安定して採用したい場合、キングモンクット工科大学卒業生に注目するといいでしょう。一方、ピカイチのエンジニアはカセサート大学が多い印象です。 シリーントーン国際工科大学(SIIT) こちらも日本の支援を受けて作られた大学で、タマサート大学の中にあります。 1992年に経団連、タイ工業連盟、タマサート大学が協力して工学プログラムに関するすべての講義を英語で教える教育機関として設立されました。その証拠に、大学ロゴの左下には日本経団連のマークが入っています。
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2024.01.19採用タイ人高度人材の「日本での究極の価値」【日本向けタイ人採用】~連載:高度人材その2 ~
パーソネルコンサルタントのグループ企業のTHAI NIPPON FELLOWSHIP RECRUITMENT CO.,LTD.では、日本で働きたいタイ人の紹介事業を行っています。 事業の詳細はこちらから お問合せはこちらから 【参考】 ※-1 日本語教育国・地域別情報2022年度タイ https://www.jpf.go.jp/j/project/japanese/survey/area/country/2022/thailand.html#KEKKA ※-2 タイの大学事情2020年度版 https://report.personnelconsultant.co.th/thai_university/
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2024.01.19採用タイ人高度人材の日本採用という「新しい風」 【日本向けタイ人採用】~連載:高度人材その1 ~
パーソネルコンサルタントのグループ企業のTHAI NIPPON FELLOWSHIP RECRUITMENT CO.,LTD.では、日本で働きたいタイ人の紹介事業を行っています。 事業の詳細はこちらから お問合せはこちらから 【参考】 ※-1 外国人労働者の在留資格【日本向けタイ人採用】 https://www.personnelconsultant.co.th/column/2023/11/891/?fbclid=IwAR1Nz2PibvTRqA961yMO_pbvWKQAh16uAPnfazZncXwLV31oNPnjr9BcQjw ※-2 令和4年末現在における在留外国人数について https://www.moj.go.jp/isa/publications/press/13_00033.html?fbclid=IwAR1hsskBzOwoOwzOak3RGsX5mBHrEz54JUrZUw2Uiy5KA66_jopSYFSsYf4
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2023.11.27採用タイ豆知識タイの若い世代憧れの企業TOP20とその出身大学
弊社において、優秀なタイ人求職者が近年タイ系企業を志望する傾向を感じていましたが、本調査でそれが顕著に表れています。 TOP20のうち、8位に日系企業で唯一、TOYOTA社がランクインしています。 その他は、Google、Apple、LINEなどの外資系が7社、 SCG(サイアムセメントグループ/セメント・建設資材・化学のコングロマリット)、PTT(タイ石油公社/エネルギー事業)、MitrPhol(ミトポングループ/製糖・バイオエナジー)、Thai Beverage(タイビバレッジ/アルコール飲料メーカー)などのタイ国内企業が13社を占めています。 出身大学について、日系企業の採用においても、チュラロンコン大学・タマサート大学・カセサート大学のトップ大学の人気は高いですが、これらの人気企業でもチュラロンコン大学・タマサート大学・カセサート大学からの採用が多いことが分かります。 特に、TOP13まで、チュラロンコン大学の1位が続いています。 3校以外にランクインしているのは、マヒドン大学、アサンプション大学、チェンマイ大学、コンケン大学、キング・モンクット大学ラカバン校、バンコク大学の6校です。 マヒドン大学は医療系の学部が有名な大学ですが、その他学部もチュラロンコン・タマサート・カセサートと並ぶ難易度でまじめな学生が多いという評判です。 エンジニア人材の輩出校として、キング・モンクット大学ラカバン校は日系企業にも人気があります。 チェンマイ大学、コンケン大学は地方の優秀な大学です。 アサンプション大学はキリスト教系の大学で、英語力が高い学生が多いと評判です。バンコク大学は学生数が多い私立のマンモス校として知られています。 TOP大学出身の若くて優秀な求職者を採用したいと考えたときに、これらのTOP企業がライバルとなることを意識して採用活動を行うことが必要です。
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2023.11.09採用外国人労働者の在留資格【日本向けタイ人採用】
タイ人などの外国人が、日本で居住したり滞在するために必要な資格で、区分分けによってその外国人が日本でどのような活動をすることが出来るかを定めた資格です。 働く場合に対象となる在留資格にも沢山の種類がありますが、内訳として多いのは在留資格「技術・人文知識・国際業務」「技能実習」「特定技能」が挙げられます。 これらそれぞれの在留資格の最も明確な違いは、従事できる仕事内容が違うという点です。
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2023.11.09採用日本で働きたいタイ人はどんな人?
まず前提としてお伝えしておかなければならないのは「日本の一番の魅力は給料ではない」ということです。日本人の中には未だに「日本は途上国に比べれば給料も高くていろいろなコンテンツがあるし、当然日本で働きたいでしょう」と思っていらっしゃる方が残念ながらまだすごく多いのですが、もはやタイに限らずもう多くの国で、正直なところ日本での給料は魅力的ではなくなっています。リビングコストの高さを考えると、もっと他にコスパのいい国はあるのです。したがって、それでも日本に来たいと思ってくれているタイ人は「給料ではない別の魅力」にモチベーションを感じているということを念頭に置いておく必要があります。 それでは改めて、日本に来て働きたいと思うタイ人はどんな人なのか、見ていきましょう。
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2023.11.09採用在タイ日系企業のタイ人採用の難しさ ~近年の内定受諾率低下と内定辞退防止策について~
内定辞退は、人材採用をするにあたって、国籍を問わずある程度は避けられない現象ではあります。しかし、対策を講じることで、ミスマッチの数を減らし、採用したいと思った良い人材を戦略的に確保することが期待できます。 ここでは、実際に弊社が関わったオファーの中でよくある内定辞退理由をお伝えします。 同率第3位 福利厚生の不満があるため、辞退 同率第3位となったのは、福利厚生に関する不満です。タイでは日本と異なり、国による手厚い社会保障がないため、企業が提供する福利厚生に期待するタイ人が多いです。 具体的には、ボーナス額、プロビデンドファンドの有無、健康保険の有無や補償額などが挙げられます。これらの違いを、前職や、現在面接を受けている企業と比較した際に、魅力的でないと判断されるケースがあります。 日系の従業員数が多い大手メーカーなどは、家族の医療費用の補助があるなど、手厚い福利厚生を提供していることでタイ人の中で有名です。タイのトップ企業でも、このような取り組みがなされています。 タイに進出したばかりの中小企業で、手厚い福利厚生を提供することは難しいケースもありますが、その場合はベース給与やその他の手当を付けるなどの対策を取ることもできます。更に、ビジネスが拡大していくにあたって、魅力的な福利厚生プランをアップデートできるように努めていくことを候補者や従業員にもアピールしていくことも必要になってくるでしょう。
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2023.11.09採用タイ人求職者の語学スキルについて(日本語・英語・中国語)
タイでも、日本と同様にTOEICが就職の際の英語の資格として用いられていることが多いです。TOEICはバンコクでは月に1回公開テストが開催されています。 990点満点の試験で、700点以上あれば、英語の基礎があると考えてよいでしょう。ただし、TOEICは読解・聴解メインの試験であるため、会話力は別途確認する必要があります。 日本人とタイ人が英語で会話する際に、お互いの訛りに不慣れでうまくコミュニケーションが取れないというケースもよく耳にします。訛りについては、日本人・タイ人双方の慣れと、時間をかけた相互理解の努力が必要になります。 タイ語母語話者は、外来語の語尾が上がる、SHとCHやVとWの発音の区別が無いなどの特徴があります。日本人の英語の訛りに慣れないタイ人もたくさんいますので、お互い様と考えて慣れていきましょう。